2026.10.21

看護師資格のみの方も相談可! 公務員採用の「保健師」を急募中

公務員として、幅広い世代の健康管理に寄り添う仕事

「保健師」という仕事をご存知でしょうか。すぐにピンと来なくても、地域の健康診断の現場や出産後の乳幼児検診・育児相談などの現場で、すでに出会っている方は多いはずです。

看護系の国家資格であり、看護について学ぶなかで「もう一つの資格」として受験し取得されることの多い「保健師」。なかでも行政保健師は、都道府県や市区町村の保健所や保健センターなどに公務員として勤務し、病気になる前の予防や健康増進、心の健康、乳幼児等小児の健康サポートなどに貢献する、大切な役割を担っています。

しかし近年、保健師の資格取得者の数は減少し、王滝村でも慢性的な人手不足が大きな課題となっているのだとか。

「看護師との大きな違いは、公務員として採用されることと、夜勤がないこと。

たとえば、病院の勤務形態が合わないことなどから仕事を退いた方でも、じつは保健師なら資格を活かせる、という方もいらっしゃると思うんです」

そう話すのは、王滝村福祉健康課 課長の堤 純一さん。

「まずは看護師資格さえお持ちなら、実務経験を積みながら保健師資格の取得も可能ではないか。お一人での移住はもちろん、村外木曽エリアからの通勤や、子育てとの両立などもしやすい環境なので、ぜひ、さまざまな地域からご応募いただきたいです」(堤さん)

木曽エリア内でも、他地域からの移住でも、正規公務員として新たな職に就けるのは、大きなチャンスと言えるのではないでしょうか。

「福祉健康課で、保健師さんの活躍を全力サポートします!」。優しい笑顔が印象的な堤さん(写真右)

「王滝村の魅力は『人のあたたかさ』。相談をお受けした方に、ごはんに呼んでもらったことも!」

保健師の主な業務は住民の健康を維持・増進し病気を予防する「公衆衛生」のサポートです。 

では王滝村の保健師さんは日々、どのような仕事をしているのでしょう。現在、村の保健師を務めている竹原さんにお聞きしました。

「たとえば、健康診断の結果をまとめて報告書を作成したり、住民の方の健康相談に応じたり。出産後のお母さんのもとへ訪問し、赤ちゃんの健康状態を確認しながら悩みなどはないか、お聞きするのも大切な仕事です。

生まれてから亡くなるまで、健康な生涯を幅広く伴走するのが保健師の仕事なんです」

「保健師はやりがいのある仕事でありながら、休みもきちんと取れて自分のペースを守れるところも気に入っています」と竹原さん

県職員として1年前に村に派遣されたことをきっかけに、はじめてこの地を訪れたという竹原さん。前任地が松本市だっただけに、王滝村の”ハードモード”ぶりには若干驚いたものの、すぐにこの地が大好きになったと話します。

「県からの市町村派遣の保健師として、これまで県内各地に赴任してきました。王滝村の印象は、やっぱり『人があたたかい』。決して押し付けがましい感じではなく、あたたかく見守っていてくださるなあと日々、感じるんです。

相談業務などで関わらせていただいた方から、野菜のお裾分けをいただいたり、晩ごはんに呼んでいただいたことも。もちろん仕事は忙しいこともありますが、そんなゆったりとした空気感のなか働けているからか、気持ちにゆとりをもって仕事に取り組めています」(竹原さん)

冬は寒いけれど、美しい。自分の意欲が生きる職場です

今回、求人にあたって重要なポイントが。

じつは竹原さん、次の3月末で任期満了となり、次の赴任地へとの異動が決まっているのだとか。現在の保健師2名のうち1名が欠けることとなり、人材不足の解決は喫緊の課題です。

「これからも、王滝村で保健師さんに活躍し続けてほしい。地域で看護師資格をお持ちの方などに、問い合わせだけでもぜひお寄せいただきたいです」と、堤さんは話します。

「まずは気軽にお問い合わせを」と堤さん

ちなみに竹原さん、王滝村の寒さや不便さなど、暮らしの環境の変化についてはどう感じたのでしょう?

「もちろん冬は寒いけれど、美しいです。むしろ四季の移ろいや自然の豊かさを楽しめる環境だと思っています。

国道19号まで出れば、ほぼ一本道で塩尻や松本にも出られるから、気分転換やお買い物はそちらへ。ただ、遠方からの移住を検討されるなら、自然そのものが苦手な方よりも、田舎の不便さやウインタースポーツを楽しめる人のほうが、村のみなさんとも馴染んで楽しめると思います」

「休日はあちこち出かけるのが好き」という竹原さん。「王滝村は空気が澄んでいて、どの季節も美しいです」

王滝村での保健師の仕事は「新しいアイデアも前向きに採用してくださる気風なので、とてもやりがいを感じます」と、竹原さん。赴任して3年目という短さながら、すでにさまざまな「変化」を地域で起こしているのです。

具体的には、どのようなものがあるのでしょう?

「一つは『王滝村健康ポイントカード』です。健康診断や体操教室、栄養講座など、村が企画している企画に参加していただくとポイントがたまり、商品券に交換できるというもの。もう一人の保健師さんといっしょに提案したのですが、すぐに取り入れていただけました」 

竹原さんともう一人の保健師さんが企画した「健康ポイントカード」。2026年より実施されたばかりだが、還元率も高く、参加したくなると早くも村民に好評

そのほか健康増進の催しなども、保健師のお二人からの新たなアイデアが多く採用されたのだとか。堤さんも「やりがいを持って取り組んでもらえるのがいちばん。経験が足りない部分があれば私たちがサポートできるので、まずはやってみたいことを私たちにぶつけてもらえたら」と話します。

「少子化だからこそ母子への手厚いケアが必要になったり、寒さゆえの生活習慣病や、高齢者を中心とした口腔ケアの課題があったり。ここには保健師が力を発揮できることがたくさんあります」(竹原さん)

「仕事の基本はここに暮らすみなさんを思いやる気持ち。移住やキャリアチェンジなど、少しでも興味があれば一歩踏み出していただきたいです!」(堤さん)


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